君へありがとう
豆苗です。
2018年の5月末。忘れもしないHARD GAY TOUR大阪5月公演。
5月末のあのアツい公演を観て、私はすっかり虜になっていた。誰かとあの公演について、二丁魁さんについて話したくてウズウズしてた。
でもね、あの頃はお友だちを作るつもりはなかったの。おひとり様で行動するのは嫌じゃなかったし、何より、あの時点で引っ越すことがほぼ確定していたんだもん。出会ってすぐサヨナラなんて、詐欺みたいじゃん!って思ってたの。
それにね、私は千葉県生まれ千葉県育ちだったから、たった二年関西に住んでたからって、いわゆる“関西おなカマ”には混ざれないなって思ってたな。
それがどういうことか、今ではすっかり仲の良いお友だちができました。
きっときっかけは誕生日が同じということから始まったあの人だよね。そこからじわじわお友だちが増えていって、中にはTwitterで先に仲良くなった勢いで、初めて会うのにライブない日にご飯行ってノンストップで話した人もいるよね。
あの人も、あの人も、夏以降毎月会ってたよね。私、毎回すっごく楽しみだったんだから。
気付けば、ライブのたびに声をかけてもらえる人がいて、現場で会えたら嬉しい人がいて、一緒にライブを観たいと思える人がいて、ライブの感想を言い合える人がいて、ライブがなくても連絡を取り合う人がいて、ライブ以外で会う人がいて、大好きな人が増えていました。
この一週間でぐっと仲良くなった人もいるね。毎日会えるの嬉しかったよ。
引っ越しが確定してから日に日に寂しくなっていったけど、大好きな人がね「私たちは二丁魁で出会ったから、また二丁魁がある限り絶対会える」って言ってくれて、この言葉にどんなに支えられたことか。嬉しかった。
このGAY WEEKでたくさん会ってくれたこと、お別れを惜しんでくれたこと、涙してくれたこと、サプライズで手紙をくれたこと、たくさん大好きをくれたこと、どんなに嬉しかったことか。みんな、ありがとう。
全部、二丁目の魁カミングアウトさんが繋げてくれた縁
全部、関西に住んだから出会えた縁
関西おなカマとして最後に観たライブ、忘れない。
電車の中、最後の尼崎で泣いたよ。白鳥さんの出身地、通る度に嬉しくなった。それも最後。
スーツケース引きずって、走って走って走って、頭の中ではずっと耳すまが流れていて、走って走って、たどり着いたら耳すまが流れていて涙が溢れたこと。
大好きなお友だちが私を見つけてくれたこと。
最後に四人が花道にぎゅっと集まって見せてくれた笑顔。
関西を去る前に大好きな人たちに会えたこと。
大好きなアイドルが待っていてくれたこと。
忘れない、忘れられないよ。
最後に「また三週間後!」っていってバイバイできたのも嬉しかったね。
寂しいけど、悲しくないよ!
だって、私たち二丁魁で出会った仲だから、また絶対に会えるもん!
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豆苗という名前は数年前、別のアイドル現場に通っていたときに、食費を削るために豆苗を育てて食していたことに由来しています。
あの頃は私のことを豆苗と知る人も呼ぶ人もそんなにいなかったけど、今となっては豆苗ちゃん、豆苗さん、豆苗、みょーちゃん、妙ちゃんと、たくさんの人たちが私の名前を呼んでくれるようになったよね。
本当の名前ではないけれど、本当の名前と同じくらい大切な大事にしたい名前。
みんなスーパー行って豆苗見つけて私を思い出すんでしょ?めっちゃ良い名前やん!笑
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最後になりますが、
私に出会って、仲良くしてくれてありがとう。
たぶんみんなが思っていたよりも、落ち着きがなくて、おしゃべりで、すっとこどっこいで、主に声と身振りがうるさい人間でびっくりしたでしょ?笑
それでも引かずに仲良くしてくれたこと、嬉しく思います。
関西を去っても、私たち友だちだよね。
これからも仲良くしてくれよな!
ほなね。